前回の投稿に続き、今回はふるさとめぐり市で出品させて頂いておりますお米を3つピックアップしてご紹介していきます。
お米を買うときに重要なポイントの1つ「栽培方法」にも着目しつつ、ご紹介いたしますのでぜひ最後までご覧ください。
(栽培方法については前回のブログをチェックしてください♪)
熊本県産【亀の尾】【ヒノヒカリ米】
まず始めにご紹介するのは、熊本県産の「毛利秀幸さんが作った」【亀の尾】と【ヒノヒカリ米】 熊本県南阿蘇で作られているこのお米の2に共通している大きな特徴は「自然栽培米」です。【亀の尾】と【ヒノヒカリ米】はどちらも有機肥料といわれるものも使わず、完全に自然の恵みである土・水・太陽のみで栽培されている体にとても嬉しいお米。
毛利さんのストーリー
2015年までは阿蘇郡西原村の棚田で米作りを行っていた毛利秀幸さんですが、2016年に発生した熊本地震により田んぼが崩れ使用できなくなったため、2016年度より熊本県は益城町で新たに田んぼを借り、米作りを再開いたしました。2021年度からは益城町の田んぼに加え、南阿蘇村でも田んぼを借り受け、米作りを行っています。この南阿蘇の田んぼは別農家さんが以前、自然栽培でお米を作っていた田んぼです。それ以前は15年ほど耕作放棄地だったそうなので、少なくとも24年以上も農薬や肥料を一切使用していない田んぼとなります。
前回のブログでもお伝えしましたが、自然栽培でお米を作る農家さんは全国で2%とかなり希少です。かなりの手間をかけお米を作っていますが、自然栽培だと収穫できるお米も少なくなってしまいます。それでも安心安全のお米を届けたいという気持ちで自然栽培にこだわり続けています。
★【亀の尾】はふるさとめぐり市限定でお試しセットを販売させて頂いております。自然栽培のお米を食べたことのない方はぜひお試しください。
株式会社セレス【べっぴんさん】
次にご紹介するのは石川県【石川べっぴんさん】
石川県奥能登でお米を作っております。能登半島の最先端に位置し、豊かな自然に恵まれた風光明媚な半島です。その土地で育ったべっぴんさんは、石川県の特別栽培米に認定されています。
特別栽培米とは、
- 農薬の使用回数が50%以下であるもの
- 科学肥料の窒素成分量が50%以下であるもの
と石川県で決められている基準を満たしているお米です。簡単にいうとより手間ひまかけて栽培されているお米のことを指します。
土にこだわる
更にこの農家さんが作っているお米の他の特徴は「農薬:栽培期間中不使用」です。フルボ酸の含まれる土をしており、植物の根に腐植物質が吸収しやすい大きさで届くため良い米が育ちます。より元気で栄養成分の高く、甘みがあるのが特徴。
樫村ファーム【陽のいぶき】
最後にご紹介するのは樫村ファームさんの【陽のいぶき】
茨木県日立市でお米を作っており、高台で風の通りもよく、山と海に囲まれた自然豊かな環境で栽培されています。十王川という川から流れる綺麗な水を使ってお米づくりをしています。
「陽のいぶき」の名前の由来
作物を育てるには太陽の恵みが必要不可欠であり、「陽」にはその明るさや温かみという意味を。そして、樫村ふぁーむさんの暮らす十王という町のシンボルツリーは「イブキ」という木であり、樫村ふぁーむのお米の力強さや、生命力という作り手の「息吹」も感じてほしいという意味を込めて「陽のいぶき」という名前のお米を造っています。
こちらの農家さんの一番の特徴は有機肥料をベースにお米作りを行い、除草剤の使用は田植え後の1度のみに抑えた「低農薬」で栽培していること。品種は特別米のコシヒカリを使用しており、甘みがあってもちもちした食感が特徴です。炊き立てはもちろん、冷めてもおいしいのでお弁当やおにぎりにもおすすめです♪
最後に
ふるさとめぐり市に出品している3つのお米を紹介しました。他にも商品はいくつかありますが、すべての農家さんがそれぞれ異なったこだわりを持ってお米を作っています。ぜひお米を選ぶときは農家さんの「ストーリー」を知った上で選んで頂けるとお米選びも楽しくなると思います♪